ADR(民間調停)とは

 ADR(Alternative Dispute Resolution)は、民間の調停機関で、当事者間協議と裁判所の間の制度と言えます。親族間で話し合うともめてしまうけど、裁判所に行くほど大事にしたくないという方にお勧めの制度です。


利便性が高い
平日の夜間や土日の利用が可能です。また、申立てから合意書作成までの過程を全てオンラインで完結できます。
法務省のお墨付き

ADR法に基づき、法務大臣が認証を与えた機関のみが、認証機関として法的な問題も含めて扱うことができます。民間の機関ではありますが、認証機関は「法務大臣のお墨付き」がある点で安心です。

法務省のHPはこちら

専門家による仲介
親族や友人を介しての話合いは、専門知識がない上に感情的な偏りのある人たちの仲介となり、紛争の度合いがより高まる恐れがあります。一方、認証ADRであれば、弁護士を始めとする専門家が調停人を務めますので安心です。調停人一覧はこちら
穏やかな解決
そして、何より、裁判所の調停や裁判より優れている点は、紛争性が高まる前の解決が可能だということです。親族の問題は、解決すれば完全に縁が切れというものではなく、民事や刑事の事案と大きく異なります。ADRは、穏やかに問題を解決するノウハウが詰まっています。